感電死亡事故の統計(令和5年度)
電気主任技術者の安全に役立てるため、公的な一次情報をもとに感電による死亡事故を見える化しています。 同じ事故を繰り返さないための参考としてご活用ください。
52
感電死傷(件)
4
感電死亡(名)
3
うち高圧(名)
1
うち低圧(名)
注目:死亡は高圧が最多ですが、低圧(100〜210V)でも1名が死亡しています。「低圧だから安全」という油断が事故につながっています。
電圧区分別(死亡)
高圧75%
3
低圧25%
1
季節別(死亡)
夏・秋に集中する傾向があります。暑さによる集中力低下や発汗(感電しやすさ)に注意。
春25%
1
秋75%
3
月別(死亡)
4月25%
1
9月75%
3
参考事例(死亡 4 件)
- 2023-04高圧中部・墜落/落下
当該施設の入居者(被災者)が構内柱に昇柱し、高圧気中負荷開閉器(PAS)負荷側PJコネクタカバーを切り付けて感電、墜落し、死亡する死傷事故になった。(受電電圧:6600V)
- 2023-09高圧関東・充電部接触
当該事業場電気設備の事前調査のため、作業者(その他)がキュービクル内に立ち入ったところ、充電部(高圧進相コンデンサ端子部)に接触し、感電死亡になった。(受電電圧:6600V)
- 2023-09高圧関東・工事・充電部接触
当該事業場の電気工事において、電気工事作業員(その他)が、充電中キュービクル内に侵入し、高圧変流器(CT)に触れ感電し、死亡事故になった。(受電電圧:6600V)
- 2023-09低圧九州・工事・充電部接触
当該事業場の低圧配線工事において、作業員(その他)がユニットバスの天井裏で作業中に感電し、救急搬送されたが、死亡が確認された。
データについて
- 出典:NITE 詳報公表システム(電気事業法に基づく事故詳報の全国データベース)。「感電等による死傷」を集計。
- 地域は「地域ブロック」単位です(都道府県は非公表)。発生日(日)も非公表のため月単位で扱っています。
- 被害結果の記載が乏しい数件は死亡に含めていません。
- 本統計は安全啓発を目的とした参考情報です。正確な詳細は出典をご確認ください。